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エジプト考古学者・吉村作治の病気との闘い 〜砂漠を超える情熱と意志〜

エジプト
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最近、テレビ番組などでエジプト考古学者の吉村作治氏の姿を見かけ、その健康状態や現在の活動について気になっている方も多いのではないでしょうか。80歳を超えた今もなお、エジプト考古学の最前線に立ち続ける吉村氏ですが、その裏には壮絶な病気や怪我との闘いがありました。本記事では、吉村氏が長年闘ってきた病気や怪我の詳細、そして彼を突き動かすエジプト考古学への情熱と、現在の具体的な活動内容について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 吉村作治氏が闘ってきた病気(前立腺がん)や大怪我(複雑骨折)の詳細
  • 現在の健康状態と、脳梗塞やパーキンソン病といった憶測の真相
  • 81歳を迎えてもなお続けるエジプト考古学への情熱と現在の活動
  • エジプトでの発掘調査という過酷な環境と健康リスク

エジプト考古学の巨匠・吉村作治氏の軌跡

アジア人初の発掘権と輝かしい功績

1943年東京生まれの吉村作治氏は、早稲田大学在学中の1966年、わずか23歳で初めてエジプトの地を踏みました。以来、半世紀以上にわたりエジプト考古学の最前線で活躍し続けています。特筆すべきは、アジア人として初めてエジプト政府から発掘権を取得したことです。

彼の調査隊は、ルクソール西岸のマルカタ南遺跡で「彩色階段」を発見したほか、ツタンカーメン王の銘が刻まれた指輪を発掘するなど、数々の重要な成果を挙げてきました。また、ダハシュール北遺跡での貴族墓の発見も、エジプト考古学史に残る大きな功績の一つです。吉村氏はテレビなどのメディアにも積極的に出演し、古代エジプト文明の魅力を日本に広く伝える伝道師的な役割も果たしてきました。

独自のピラミッド仮説と終わらない挑戦

吉村氏は、長年の研究に基づき「ギザのピラミッドは墓ではない」という独自の仮説を提唱しています。これは、ピラミッドが王の墓であるという従来の定説に異を唱えるもので、学界からは批判の声も上がりました。

しかし、吉村氏は「証明してやろうじゃないか」という不屈の精神で、現在もこの仮説の検証を続けています。GPR(電磁波探査レーダー)といった最新技術を駆使し、ピラミッド内部の未知の空間の解明に取り組んでいます。80歳を超えた今も、その情熱は衰えることを知りません。また、早稲田大学を退職後は東日本国際大学の学長を務めるなど、教育者として後進の育成にも力を注いでいます。

研究を支える莫大な資金調達

エジプトでの発掘調査は、最新機材の導入や長期にわたる人員の確保など、莫大な費用を必要とします。「エジプトの研究をするためには、お金がかかる」と語る吉村氏は、自ら先頭に立って資金集めに奔走してきました。

その総額は、これまでに110億円にのぼるとも言われています。81歳を迎えた2024年にも「吉村作治エジプト調査隊、存続の危機!」と題したクラウドファンディングを実施するなど、ピラミッドの謎を解明するという一大プロジェクトを継続するため、精力的に活動しています。

吉村氏が直面した病気と健康問題

発掘現場での転落事故と「複雑骨折」

吉村氏の考古学者人生を揺るがす大事故が起きたのは、約10年前のことでした。ギザのピラミッド南側で「第2の太陽の船」の発掘調査中、4メートルの高さから転落し、左膝を複雑骨折するという大怪我を負いました。

この事故により、吉村氏は人工関節を入れる手術を受け、その後5年間もの車椅子生活を余儀なくされました。一時は歩行を諦めかけたかもしれませんが、「死ぬ時に車イスだとあの世でも車イスになる」という言葉に奮起し、過酷なリハビリに励んだと伝えられています。

2013年頃に判明した「前立腺がん」との闘い

吉村氏を襲った困難は、怪我だけではありませんでした。2013年頃には、前立腺がんを患っていたことも明らかになっています。

この時期は、左膝の複雑骨折の治療と重なっており、身体的にも精神的にも極めて過酷な状況であったと推察されます。しかし、吉村氏はがん治療にも真摯に取り組み、現在はがんを克服したと報じられています。怪我と病気という二重の困難を乗り越えた強い意志がうかがえます。

現在の健康状態と憶測

2024年11月、吉村氏は横浜市で開催されたイベントに車椅子姿で登壇しました。一時はリハビリにより回復傾向にあったものの、前年の冬に再度転倒してしまったため、現在もリハビリを継続中であることを明かしました。

リハビリの内容は「針とマッサージとRIZAP」とのことで、「車いすじゃなくて、すたすた歩きたい」という切実な思いを語っています。

一方で、テレビ出演時などの様子から、一部では「呂律が回っていない」「目の焦点が合っていない」として、脳梗塞やパーキンソン病を患っているのではないかという憶測も流れました。しかし、これらの疾患に関する吉村氏側からの公式な発表はなく、あくまでも噂の域を出ない情報です。

エジプト発掘に潜む過酷な環境とリスク

灼熱の気候と「ハムシーン」

吉村氏が長年フィールドワークの場としてきたエジプトは、健康な人間にとっても非常に過酷な環境です。国土の94%が砂漠に覆われた乾燥熱帯地域であり、特に夏季は猛烈な高温にさらされます。

また、2月下旬から5月上旬にかけては「ハムシーン」と呼ばれる強烈な砂嵐が頻繁に発生します。この砂嵐は、視界を奪うだけでなく、大量の砂塵が呼吸器系に悪影響を及ぼし、アレルギー疾患や呼吸器疾患のリスクを高めます。

ナイル川周辺の感染症リスク

エジプトは、日本では馴染みのない感染症のリスクも抱えています。特に狂犬病の流行地として知られているほか、寄生虫疾患も報告されています。

代表的なものが「ビルハルツ住血吸虫症」で、ナイル川などの淡水域に生息する住血吸虫が皮膚から侵入することで感染します。現地で泳いだり、手足や顔を洗ったりするだけでも感染のリスクがあります。このほか、アメーバ赤痢やジアルジア症など、水や食物を介した感染症にも常に注意が必要です。

現地の医療環境と研究者の健康管理

エジプトの医療環境は、カイロやアレキサンドリアといった都市部の一部の私立病院では高度な医療が提供されているものの、全体としては日本と同等のサービスを期待するのは難しいのが現状です。特に救急医療や集中治療の体制には限界があります。

吉村氏のように長期間にわたり現地で調査活動を行う研究者にとって、事前のワクチン接種、予防薬の準備、食品衛生や水分補S.E.M.補給への細心の注意、そして緊急時の対応策を整えておくことは、研究活動を継続する上で不可欠な要素となります。

まとめ:吉村作治氏の情熱と不屈の意志

  • 吉村作治氏は1943年東京生まれのエジプト考古学者。
  • 1966年、23歳で初めてエジプトを訪れて以来、半世紀以上にわたり発掘調査を続けている。
  • アジア人として初めてエジプトでの発掘権を取得。
  • マルカタ南遺跡の彩色階段やツタンカーメン王の指輪など、数々の重要な発見をした。
  • ダハシュール北遺跡での貴族墓の発見も大きな成果の一つ。
  • 現在は「ギザのピラミッドは墓ではない」という独自の仮説をGPR(電磁波探査レーダー)を用いて検証中。
  • 発掘調査の資金として、これまでに総額110億円を調達したと言われている。
  • 81歳となった2024年現在も、クラウドファンディングで調査資金を募るなど活動を継続している。
  • 約10年前、発掘調査中に4メートルの高さから転落し、左膝を複雑骨折する大怪我を負った。
  • この怪我により人工関節を入れる手術を受け、5年間の車椅子生活を経験。
  • 2013年頃には前立腺がんを発症したが、治療により克服したと報じられている。
  • リハビリを通じて歩行訓練に励んでいたが前年に再度転倒し、現在もリハビリを継続中。
  • 2024年11月のイベントには車椅子で登壇し、「すたすた歩きたい」と語った。
  • 呂律が回らない様子などから脳梗塞やパーキンソン病の憶測も流れましたが、公式な発表はない。
  • エジプトの気候は過酷で、特に砂嵐「ハムシーン」は呼吸器疾患のリスクを高める。
  • ナイル川流域ではビルハルツ住血吸虫症などの感染症リスクも存在する。
  • エジプトの医療環境は日本と異なり、長期調査には徹底した健康管理が不可欠。
  • 吉村氏の、年齢や病、怪我を超えて情熱を持ち続ける姿は、多くの人々に感動を与えている。
  • 「証明してやろうじゃないか」という不屈の精神が、81歳となった今も研究の原動力。
  • 現在もエジプトと日本を往復し、研究への情熱を失っていない。

吉村先生が解き明かそうとしているピラミッドの謎。その壮大さを間近で体感する旅は、きっと忘れられない体験になるはずです。

エジプト旅行行きたいですね~

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